高等専修学校(高等課程)

高等専修学校は、昭和51年に新しい学校制度としてつくられた専修学校のうち、中学校卒業者を対象とした課程です。社会に出てすぐに役に立つ実践的な職業教育を行い、 いろいろな分野でスペシャリストを養成しています。高等学校と並ぶ正規の後期中等教育機関として、高等学校の枠に収まらない多様な教育を行なっており、 現在約490校で約3万8000人が学んでいます。

大学入学資格付与指定校制度

 3年生の高等専修学校のうち、文部科学大臣が一定の要件を満たしていると認め指定した学科を卒業した生徒は、大学入学資格が得られます。指定された学校(学科)を卒業すれば、 大学や短期大学への進学に際し、高卒認定試験を受けずにそのまま受験することができます。生徒のさまざまな志望・能力・適性に応じて実践的な職業・技術教育を行う高等専修学校が 高等学校と並行して、後期中等教育の多様化を推進しています。

特徴

  • 仕事に直に結びつく実践重視のカリキュラムを展開
    (高等学校には真似できない、実学に特化した教育)。
  • 多様な学びニーズを持つ、多様な生徒を受け入れ。
  • 学んだ知識・技能を活かした就職、さらに深める進学など、幅広い進路へのステップに(高等学校卒と同様、大学入学資格を得られる学校も多数)。